台北では世界最大のIT展示会COMPUTEXが6月に開催されますが、最近はGPSメーカーの出展が減ってきました。
GPSメーカーではこの時期に新商品を発表することが多く、今年はGlobalsat 社も超小型GPSレシーバー(USBドングル)やGPSモジュールなどを出してきました。
写真のUSBドングル GPSレシーバーですが、
サイズは30.4 mm x 15.4 mm x 4.5 mmと 今までのUSBドングルGPS ND-100Sのほぼ半分の長さです。
更に、USBはマイクロUSBです。USB変換ケーブル約15cmが付属しているので今まで同様PCのUSB端子に接続もできます。
タブレットPCなどマイクロUSBを採用している機器に直接接続できるようになります。
トラッキング感度は-165dBm GPS/QZSSを受信します。SBAS(デフォルトON)でWAAS・MSAS・EGNOS・GAGANをサポートしています。
また、このチップはロガー機能が元々利用できますので、50m Distanceと非常に粗い軌跡になりますが、約400Kmの軌跡を保存可能(ただし上書き設定になっています)
次は超小型GPSモジュールです。
裏はBGA用の端子がありますが、6ピンで端子間が3mm(ほぼブレッドボード間隔)だったので
直接リード線をハンダ付けしてみました。
一番右がND-105C(GLOBALSAT) 左が MT-512C(GLOBALSAT) その左が5013(Navisys一番左が5203(Navisys)
Navisysの5203も小さいのですが、MT512Cは更に小型です。(シールドを横たわっているのは爪楊枝)
おそらく。。 ND-105Cの中にはこのMT-512Cと同じチップが入っていると思われますが(MT3337??)、まだサンプルが一つしかないので分解しておりません。
潤沢に供給できるようになったらばらしてみたいと思います。