ほぼ10年ぶりにBU-353S4 GPS レシーバーがリニューアルしBU-353N5 GNSSレシーバー USBとなりました。
BU-353N5よりCD-ROM(ミニ)によるドライバーやビュワーの提供が無くなりました。
サポートサイトよりダウンロードして下さい。
仕様
・MTK GNSSチップAG335MNとなりマルチGNSS受信(GPS QZSS GLONASS GALILEO BEIDOU)対応
・UARTはPL-2303GC (Windows 11 ( 64-bit ) WDF WHQL Driver)です。
・NMEA Ver 4.10
・初期設定 4800bps GNGGA、GNRMC、GNGSA、GPGSV
お使いの地図アプリケーションでは設定変更することなくお使いいただけると思います。
NewPec 、Open CPM 、カシミール、 ゼンリン電子地図、スーパーマップル、等 GoogleEarth等確認済みです。
NEWPECは NMEA RMCセンテンスを読み込むようです。
BU-353N5では GNトーカーのRMCセンテンスが出力されますが、問題なく読み込んでいます。
BU-353N5はボーレート変更、出力センテンスの変更、更新レート、GNSS受信選択などコマンドで設定可能です。
4800bpsではGPS/QZSS 出力ですが、
460800bpsにてGL/GA/BDの出力が可能となります。(GPSInfoで簡単に変更できます。コマンドの場合はSET BAUDRATE ID864を送信しますが、一度ON OFFが必要です。
GLGSV、GAGSV、GBGSVのセンテンスが追加されます。
GNGLL、GNVTGを追加したいのであれば、ID062コマンドを送信します。
NewpecのGPS基本設定では通信速度が230400bpsまでしかありません。
460800で接続できないかNEWPECのフォルダーをのぞいてみると
pec21.ini テキストファイルが設定後に更新されていましたので開いてみると基本設定の項目が保存されていました。
そこで通信速度の部分を460800に書き換え保存してNEWPECを起動し いきなりGPSモードへ移行してみます。
460800でうまく接続できたようです。
なお、実際の航海ではNEWPECの仕様通りの設定をおすすめします。
Macでは Open-CPN Google Earth Proで接続できました。
Google Earth Proでは GPSタブで設定します。
NMEA ポーリング5 自動的にパスをたどる に設定します。
ポートを自動的に読み込んでいきますので測位していれば画面中央にPositionが現れます。