GR-901V u-blox ZED-F9Pを搭載した2周波受信アンテナ一体型USBレシーバーです。
GPS GR-901U本体は116㎜直径 高さ24.6㎜ V用の台座が70㎜×33㎜ 底部マグネット付き
1.5mのUSBケーブルが出ていますのでPCやRaspiなどセットしてすぐに使用できます。
RTK用のオレンジLEDが点灯すれば内蔵RTKエンジンを使用してFIXを確認できます。
UART1とUART2
ZED-F9P搭載のGR-901UはUART1とUART2があります。UABへはUART1が接続されていますので UART2のシリアル入出力はどうなっているのかと 本体を分解してみました。
台座は4本のビス 本体は6本のビスで止められています。
6ピンコネクタとシールド線でUSBケーブルと接続されています。
デフォルトではコネクタの左から4本が接続されております。
黒GND 赤5VDC 緑TXDUSB+ 白RXDUSB-の配線です。
右2本が空いていましたので、1㎜ピッチコネクタ線をばらして 2本を接続してみます。上の画像は2本追加した後です。
左から5本目TX-serial 6本目がRX-serialです。
追加したTXをProlificチップ搭載シリアルーUSB変換ボードに接続します。これでUART2を別のポートに出力できます。
まず、u-centerで通常の接続をしCFGを設定します。UART2は in outともRTCM3となっています。 これをUBX-NMEA-RTCM3へ変更します。また Rateは115200に落とします。
GR-901のUART2は UBXの出力は対応しておりませんので、NMEA及びRTCM3のメッセージを設定すれば出力が確認できます。
オンラインショップ 本体はこちらから GR-901V カスタマイズ版です。